2013年12月22日日曜日

市長杯

三田市内を見下ろす丘にある、城山体育館。早朝よりぞくぞくと道着袴姿が集まります。

今日は市長杯争奪少年剣道錬成大会。
年度最後の試合、すずかけ剣友会から、小学生は団体2チーム出場。中学生は東畑選手、平江選手が出場。

小学生Aチーム、昨日までのほどよい緊張感に期待も高まります・・・おや??

なぜに一人紺袴??

「はい、着替えに帰ります。」

ウソやろ冗談やろ。
もう忘れ物ないよね~ワッペンとか~?ハハハ・・・

「ワッペン、ない」

またまた~ウケるなあ、ハハハ・・・え?ほんまに??
予備ワッペンあるよ、よかったなあ・・・って、裁縫道具ないし!!どうやって付ける!!

と、波乱万丈の幕開けとなりました、市長杯。
一番は小学生Aチーム!5チームからなるリーグ戦です。
忘れ物だってへっちゃらなんとかなった!土壇場に強いぞ行けAチーム!

初戦相手は尚勇館B。なんとか本数で一本差をつけ勝利。Aチームメンバーに入ったばかりの廣田君、最年少ながら力強い試合でした。
2試合目はつつじヶ丘。こちらは廣田くん、瀬川くん、草田さんが勝ち、勝利。

いい感じで盛り上がってきたところですが、3試合目、光剣心会との対戦では、引き分け続きで大将戦まで持ち込み、1本取られてしまいました・・・・これは悔しい展開。
でもここで落ちていく子たちではありません!勢い盛り返し、羽束Bとの対戦では大内さん廣田君、草田さんが勝ち星を挙げ、勝利。リーグ2位でトーナメント進出が決定しました。

が、トーナメント初戦相手、尚勇館Aに大敗。先鋒大内さんが面を一本取ったあとは、出小手やら面やら、勢いに乗った相手にやられてしまいました。結果、3位。


さて、すずかけBチーム。
こちらも、試合一か月前から昨日まで波乱万丈。家庭の事情で稽古に来れなかった子、怪我で代打を任された子、さらに風邪でメンバーチェンジしたり。
そして当日あらわれたのは、竹刀持って数か月の初心者あり、低学年ありの、なんと個性豊かな(かき集めとも言う)チームか!

小さな体からは想像できない声を発する宮脇くん。
最年少だけど怖いもの知らず!元気印の野村くん。
緊張で?動きの硬い初心者ですが、どっしり構える姿は一流選手、松島さん。
どんとこい!頼りになるぞ竹谷くん。
あんたが大将?!意外と世話焼き聡太郎くん。

そして、なぜか陽気。剣道が楽しいんだね~

初戦相手は尚勇館A。全員2本負け!!
井上先生もバンザイしてしまうほどの愉快な負けっぷり!
でも元気、泣いてもすぐ立ち直る!

2回戦は羽束A。野村くん以外は引き分けで負け!!
お、調子上がってきた??

3回戦、清隆。
引き分け続きのところ、竹谷君一本取った!
次は大将!頑張れ!
最近凝ってる抜き面が見事に決まった!
が、残り十数秒で面を取られて引き分け。チームとしては初勝利を挙げました。




中学生ですが、東畑くんはベスト8進出。

平江さんは中学1年生の部で優勝!


ほか、各学校からの出場でしたが、剣友会仲間も多数入賞を果たしました。


中学2,3年生の部では中谷さん優勝、銭谷さん2位。



中学1年生の部、阪本さん、松下さん3位入賞。












田中くん喜多村君べスト8、百田君3位、山辺くん2位!







来年度もますます盛ん、飛躍の年となりますよ
うに。









2013年12月21日土曜日

稽古納め

ずらり揃って先生のお話を聞く
本日、すずかけ剣友会の稽古納め。
中学生8人、小学生14人、大人13人。

試合前ということもあってか、たいへんな賑わいでございます。

「実力はもう今日までの稽古で決まっている。勝っても負けても、試合で力を出し切らずに終わるのは悔しいこと。勝ち負けよりも伸び伸びと自分を出し切った試合をしよう」

山崎先生の激励で始まった稽古。
試合に臨むメンバーには、ほどよい高揚感があるように感じました。

面つけ~っ

そして、役員も気分高揚・・・。

え?新庄君が風邪??
メンバーチェンジか~?団体袴だ~

明日の会議は・・・・?
資料だ~コピーだ~

試合係はどうした~!
鍵当番はどうした~!
 

新年会だ~準備だ~

昇段合格の賞状が届いたぞ~

新入会者だ~
すぐ帰っちゃったけど嬉しいな~!!

などなど。

師走って、なんとはなしに走り回って気分が盛り上がるものなんですね・・・。

このあたり、なぜか人が集中
さて、剣士も保護者も盛り上がる館内でしたが、最後に大植先生から 

喝!!


「声の出ない剣道は剣道とは言わない!!!もっと声出せ!!気合や!!」

基本中の基本、中学生も初心に帰るお言葉だったのではないでしょうか。

来年度も元気よく、声を出して稽古に励みましょう。








 

 

2013年12月15日日曜日

年の瀬といえば

その日、午前中は通常稽古。

大人に加えて、小中学生も2グループに分かれて指導を受け、さらに体験初心者組も。
後半、試合が近いので、3コートに分かれて試合稽古もしました。
山崎先生、高原先生、井上先生がそれぞれ審判、指導をしてくださいました。

「みんな、いつも同じことを言われているが、悔しいと思う気持ちはないのか?」
山崎先生からの一言が胸に刺さったのは母だけ??

試合メンバーの発表と、新しく入会した3人の小学生の自己紹介もありました。
彼らにいいお手本を見せられるよう、
稽古に取り組む姿勢にも前向きさが欲しいところです。

そして、年の瀬といえば、三田マスターズマラソン。

すず小は周囲の道路が閉鎖されるので、ゆっくりしていては島流し状態になってしまいます。
稽古の余韻に浸る間もなく解散。





そして、年の瀬といえば、忘年会。


名誉幹事は井上先生。
実働幹事、高原先生と國分先生。
役員はおよばれに預かり、ウキウキと参加いたしました。

豪勢なお料理。
気兼ねなく飲める?お酒。2時間限定のせいか皆様ペース速いようです。

盛り上げますよ~

そして、ビンゴゲーム。

豪華景品上位は、銘酒「すず剣」、「大植」、「上月」。
一口飲んだらシビれて「参りました」なお味でしょうか。
さらに、美容のプロ、瀬川さんセレクトの景品の数々は、奥様(彼女さま?)大喜びすること請け合い?

「瀬川さん、お買いもの大変だったでしょう?」
・・・「めっちゃ楽しかった♪」

当たったホットパンツを手に、目が点になっているおじさまを見るのも楽しかったですよ。

熱唱!!!

二次会はカラオケです。

先生方、お酒強い!タフ!
みなさま、お歌もお上手です。


聞いてる?見てる?
じつはこのあたりから、ブログ係の記憶は薄れております・・・・不覚。

カメラのバッテリーも切れました・・・不覚。

とても楽しい時間を過ごさせていただきました。
来年度、役員ひきうけるしかないなあ・・・











2013年12月7日土曜日

作品展で

今日の体育館はいつもと違います。

今日から15日まで、周りぐるりと小学校生徒の絵画が飾られます。もちろん、剣友会メンバーのもあります。
さっそく、これば誰のだ誰のはどこだと探して楽しむ母子。
見れば納得。絵って性格がよく表れるものなんですね・・・・。

おっと稽古の話。

今日は体験1名。新入会3名。中学生2名に小学生10名。大人11名。

いつものウォーミングアップに、井上先生の指揮で、胴打ちも加わりました。初心者も大きな大人相手に胴を打って楽しそうです。

本日は徳楽先生もいらっしゃいました。お忙しいようで、途中で帰ってしまわれましたが・・・。
土曜は基本、大人の稽古。井上先生も、小学生の指導のあと、面をつけて稽古されました。

こういう時、先生に「お願いします」と言って自分から出向くことも大切だと仰っていました。
まだ小さな子供たちには勇気がいることかもしれませんが、ぜひ自分から稽古をつけてもらいに行ってほしいですね。

今年は年内最終稽古が12月21日。
水曜を入れたらあと4日しかありません。はやいものです。

そして、15日はすずかけ剣友会忘年会。1月12日は新年会。
お申込み、随時受付中!!



2013年12月4日水曜日

引き技

今日は、小中学生10人。大人1人。

始めは、通常稽古から。打ち込み。そして面をつけて基本稽古。
小学生に聞いてみましょう。稽古はどうでしたか?

「一本一本大事に打ちました。」
「瀬川くんの強烈な小手が当たって痛かった。打ちがものすごく強くなっていて、びっくりした。」

7時過ぎ、お互いに胴うちの練習をしているところに、大植先生が来られました。
ここからは大植先生のご指導です。

二人組になり、一人が下がる相手を追いかけて面を打つ稽古。
上から押さえつけない面を打つようにとおっしゃっていました。
小学生に聞いてみましょう。どうでしたか?

「面は決まらなかった・・当たったけど。」
「きれいに打てている人もいました。東畑くんと藤原父、大内姉妹がうまく打てていたと思う。」

難しいようですね。追いかける足の速さがじゅうぶんでなかったり、押さえつける面の打ち方では届かなかったりするようです。

この稽古をふまえて・・・次は、鍔競りからの稽古。

引き面をした相手に面!と打ちに行く。何本も打ちに行くのではなく、この一本で決めるつもりで打つ!

また、鍔競りの姿勢から、手取り足取りご指導いただきました。
お腹と腕で三角の空間を作り、わきを締める。この姿勢が大事です。と、大植先生はおっしゃっていました。確かに、縮こまっていては力が伝わらないものですね。
それから。
無理して押している人が多い。無理に押さない、相手が下がらない場合は、少し押して、押し返されたところで相手の力を利用して引き技を出すこと。相手の正面で止まらない、離れるか、ずらす。

ほかにもいろいろご指導いただきましたが、どれも、とても実戦的なアドバイスでした。
そこで最後は一本勝負。

この勝負、今教わった事を実際に使える場。何回相手を替わったでしょうか。教わったばかりの技が決まれば誰だってうれしいはず。次第に子供たちの稽古に、活気が出てきました。一本取りたいという気持ちの高ぶりが、声にも表れています。
この雰囲気づくり、合間にうまく個人的に褒めたりしてやる気を引き出す指導力、ポイントを押さえた稽古、さすが大植先生です。

足さばきについても練習しました。ポイントは左足の引きつけ。
日頃のちょっとした合間にでも稽古してみては。とのことでした。

さて、母に聞いてみましょう。今日の稽古はいかがでしたか?

「使える技の稽古って、いいですね。これが試合に出せれば…!!!」

試合に出せるよう、頑張ってもらいましょう。




2013年12月1日日曜日

吉川ふれあい剣道錬成会

「行けばたくさん試合ができる」錬成会。
すずかけからは、小学生高学年と低学年の団体各1チームずつ参加しました。

高学年14試合、低学年10試合。


かろうじて撮れた一枚
ブログ係は所用のため試合を見ることはできませんでしたが、スコアを見ると、低学年チーム、果敢に試合に臨んでいたようです。
試合に慣れない母たちも、すったもんだしながらスコアをつけた様子が見て取れます・・・。

高学年チーム、瀬川くんと病み上がりの草田さん以外は全戦勝ち星なし。大植先生からも叱責が。
今月の市長杯を迎えるのが恐ろしくなってきました・・・・。

稲田先生、田中隆剛先生、審判おつとめありがとうございました。