2013年5月29日水曜日

見て学ぶ



どんより曇った梅雨空の中、竹刀を担いだ小中学生が集います。
玄関を入ると、並んだ靴が少なく感じられました →
今日は10人に満たない人数ですが、頑張りました。蒸し暑い中、みんな汗だくです。



でも、試合の疲れもなく、 大きな声が出ていました。


役員は試合の反省やら清算やら、今後の試合の打ち合わせ、七月の稽古場所の確保についてなど、話し合いに大忙し。








 







休憩時間。
竹刀の弦を直してもらいました。

「新しい竹刀だからといって、手入れを怠ってはいけません。」






休憩時間に鬼ごっこ。 まだ余裕・・・?


おや、体育館の舞台隅にあるこれは何??


見ての通りテレビです。
でも、ただのテレビではありません。
大内家の秘密機器を貸していただいたのです!






大内さんが撮ってくださった、先日の試合が上映されました。

そして、井上先生流教授法。

「自分の試合を客観的に見て、直すべき点を3つ書きだそう」

自分で気付くことが大切なんですね。


その後の稽古では、大植先生から何人か個人指導を受けました。


構えは、剣先を真っすぐ相手に突きつけるように。
打つ時は、「打ちきる」こと。そのためには、左足を素早くひきつけて前に出ること。

そして、指導された点に気をつけて稽古をすること。
上手な人の剣道をよく見ること。

剣道に限らず、積極的に話を聞き見て学ぶ姿勢がなければ、周りから「やる気がない、指導しても話が通じない」とレッテルを貼られ、自信を失うことになる、と仰っていました。

親としても身に沁みるお言葉でした・・・。










2013年5月26日日曜日

中兵庫試合結果

早朝から太陽が照りつけるなか、多可町健康福祉センターアスパルにて第41回中兵庫少年剣道大会が開かれました。

草田選手、相手の隙をついて攻めます
先陣を切ったのは、女子個人戦。
小学生低学年の部に大内さん、高学年の部で草田さん、中学生の部は大内さん、中谷さん 、平江さん。

草田主将は熱戦の末、個人リーグ敗退。怪我のブランクが響いているのか、惜しまれます。




大内選手、強い!

大内さんは圧倒的強さで2勝するも3回戦で吉川の選手に惜敗。
このころ、各コートですずかけ剣友会チームの熱戦が繰り広げられ、応援団もあちこち忙しくなってきました。








果敢に攻める中谷選手
中谷さんも熱い戦いぶりで後輩たちの目もクギ付けでしたが、二回戦敗退。

平江さんは三回戦で優勝候補と当たり接戦の末、惜敗。ブログ係、写真に収められなかったのが悔やまれます。

小学生期待の星、大内選手は個人リーグを勝ち抜き、トーナメント出場。3位入賞を果たしました!メダルが昨年より小さくなっている、と残念がっているのが、強気の闘いぶりとはうらはらで可愛らしい(笑)





 続いて団体戦。
中学生Aチームは、平江さん、東畑さん、喜多村さん。
Bチームは、山辺さん兄弟と田中さん。

中学生チームはどれも接戦、引き分けが目立つスコアでした。Bチーム、勝ちは同数でも本数でわずか一本差で敗れ、トーナメント出場はかないませんでした。Aチームも同じく敗退。


   試合の重圧から解放された(?)少年剣士たち





 小学生チームは大内さん、田中さん、藤原さん、瀬川さん、草田さん。

対青垣戦では、先鋒大内さんが一勝あげたものの、続く二人が引き分け。
期待を背負った瀬川選手、積極的に技を繰り出すも決まらなかったのは正に残念。
相手チームに3本取られ、引き分け2、一勝一敗で大将戦を迎えてしまいました。
熱戦ぶりにブログ係も写真撮るのをすっかり忘れていました。
結果は一勝一敗3引き分け、本数わずか一本差で敗れました。
 
↑ 試合前に気合を入れて素振り。風と芝生が気持ちいい! 




続いて対中町戦。
みんな負けを引きずらない戦いぶり。
気迫こもった大内選手は圧勝、田中選手も渾身の闘いぶりを見せてくれました。おそらく、今日一番よく動いていたのではないでしょうか。中堅の藤原選手、ひたすら真っすぐ面を打っていく!不器用ながらも2本勝ち。本人曰く、「相手の面が空いてるのが見えた!」と目をキラキラ。

瀬川選手も得意の出小手を上手く決め、1勝。今回の大将戦はプレッシャーも少なかったか草田選手も1勝。トーナメント進出はかないませんでしたが、それぞれ成長を感じさせる試合でした。











← ↑  大内さん、おめでとう!!!







試合後、大植先生から各自ご指導いただきました。審判をされていた井上先生、稲田先生からも一言いただきました。

なかでも着衣、礼法について注意を受けたのは残念至極。
試合中、胴紐が外れそうになっていた藤原さん、勝ちに喜んでいただけに、こたえたようですね。
瀬川さんは、1敗したものの相手の動きに応じて考えて攻めている点を褒められました。
また、団体戦は後に繋がる試合、勝ち数本数を頭に入れて闘うことも大切だと教わりました。
 竹刀をしっかり握り、剣先を真っすぐ相手に向けること。
それから、足。
強豪チームと比べると明らかに違う足の動き。止まってはいけない、ということでした。
確かに観戦していても強い子は足がくるくるとよく動いている・・・・今後の課題。



武道館に向けて、さらに成長を見せてくれるでしょうか??
本日はお疲れさまでした。

2013年5月22日水曜日

試合前の親心

連日、気温の高い日が続いています。
毎日長時間にわたり運動会の練習をしているせいか、、疲れのみえる子もいます。
参加人数は中学生2名、小学生6名。

井上先生が来てくださいました。

それぞれ、「試合に勝つために気をつけたいこと」
を紙に書き出し、発表してから試合稽古をしました。

各自、自分がどうしたいのか、ちゃんと気をつけながらできたかどうかをチェック。
ひとりひとり、先生からご指導いただきました。

「自分で、これぞ!という技を身につけるように。」

井上先生のそんな想いのこもったご指導、本当にありがたく思って見せていただきました。
また、「疲れていたら休ませるように」とお声もかけていただきました。

まだ小学生。
試合前で親も無理強いしがちですが、それで剣道を嫌いになっては辛いばかり。
本当に大切なことを見失わないようにしなければ、と反省したのでした。


2013年5月19日日曜日

聞いたところによると



今日は日曜、中兵庫の試合まであと一週間となりました。



まず、井上先生のご指導で、鏡に向かって基礎練習。
(鏡を磨いておけばよかった・・・・)

すり足、大きく振りかぶって素振り、踏み込み・・・・
初心者は声も出せるよう頑張りました。足、上体、声。動きを一致させるのはなかなか難しいようです。

入会したばかりの彼は先生と競走!










切り返し稽古のあとは、大植先生からご指導頂きました。
踏み込みから気を付けるよう注意されました。左足で蹴り出て面を打つこと。
正しく美しく!

見てみたいです、調和のとれた美しい打ちを。がんばれ子供たち!


後半、ブログ係は所用のため抜けましたが、団体戦試合形式の稽古をしたそうです。

小学生 対 中学生。

見たかった・・・・結果は聞くまでもない。それより何か注意されたことは?

「鍔競り合いの際、脇に気を付けるように!」

うんうん、鍔競り難しいよね、それから?

「試合前後の挨拶に気合が足りない!」

ええ?そんな基本中の基本?これはいけません!

「それからチームの穴が2名・・・・試合で使える面を打て!」

2名・・・どんな面を打ってたんだろう・・・普段の稽古をしっかりと!

日曜は母たちも慣れない場所で戸惑いそうですが、しっかり応援したいと思います。










2013年5月18日土曜日

伝授

今日は中学生が大勢参加してくれました。
やはり、人数が多いと活気がありますね。
まさに、山崎先生が稽古前に仰った言葉が活きてくる環境です。



「下級生は上級生を見て学び、上級生は見られている、学ばせてあげているという意識をもって稽古してください。」







先生からは、打ち込み稽古の時にもご指導いただきました。

「打ち込みは、「ものうち」の部分をしっかり当てなければ意味がない、ただ竹刀を当てるだけでは試合につながる打ち方を習得できない。」

自分で考え、うまく打てるよう工夫しながら稽古することが大事なんですね。

また、大植先生からは、

「相手の動きをよく見て、出鼻を打ちにいくように。基本稽古の時から気をつけるように。」

やはり、普段から意識して稽古をすると身につくということなのでしょう。













 初心者組。
稲田先生が丁寧にご指導くださっています。
みるみる上達している二人、これからが楽しみです。




休憩時間、自然と外に集まります。今日は暑いですからね。小学生は喜んでカメラの前に出てくるのに、中学生は逃げていく・・・恥じらいを知るお年頃。

 
こどもたちが休憩に入ると、先生、一般の方も、稽古を始められました。
 
最後に、徳楽先生と山崎先生お二人が、熱のこもった稽古を。     素人の私でさえ、見ていて引き込まれるような稽古でした。山崎先生が冒頭で仰った言葉が頭に浮かびます。子どもたちはお二人を見て、何を思っていたのでしょうか。
                                          
 
「特別ご優待 徳楽師範稽古券」は、まだ数枚ございますので、ご希望の方は役員まで。

2013年5月15日水曜日

個人目標

体験会の日とはうってかわって、広々とした体育館。
人数は少ないけれど、みんな一本一本大切に稽古に励んでいます。
一番ヶ瀬先生が加わって、いつもの稽古メニューをこなしていきます。
気温が高いので、みな汗だく。
「左手に気をつけます!」





後半、井上先生が来てくださいました。
それぞれ個人目標をメモに記入。
目標を達成するために具体的にどうするかも発表しました。

みんな自分のやるべきことを分かっていて、考えて稽古しているんだな、と感じました。




引き胴、一本!


二人一組で胴打ち、跳躍素振り。
うまく息を合わせて


連日晴天下で運動会の練習をしているからか、やや疲れが見える子も。
26日は試合です。
気を緩めて怪我や病気のないように、気をつけたいですね。



2013年5月12日日曜日

親睦会

体験稽古会のあとは、例年行われる春の親睦会でした。
参加は子ども18人、大人31人。

昼食をとりながら歓談、お酒も入っていい感じになってきたところで、新入会者のかわいい自己紹介。つづいて会員自己紹介。剣友会には100人も在籍していますから、こんな機会がなければどんな方がいるのか、なかなかわかりません。
 
子供たちのことももっと知って頂こうと、紹介クイズをしました。
一人2問、自分について問題を出し、AかBで答えていただく。
正解者が少ない難しい問題を出せたら勝ち。
 
剣道以外の特技や、家族について、好きなもの、苦手なもの、身長(体重問題が出ないのはやはり女子・・・)それぞれ個性があって楽しいクイズでした。

そして!
あのお方が登場です!

背中の張り紙に注目→
そうか、今日は母の日だった・・・芸の細かさにビックリ。
そしてスゴイ技を披露してくださいました。


居合切りでろうそくの火を消す!
あまりの早業に刃は全く見えませんでした!!

あとで子供に聞いたら、
「声で火を消そうとしてたんやで!」
・・・微妙に見所がズレている・・・・。
さらに、
「でもホントは火を持ってた先生が吹き消してん、ちゃんと見えたでハハハハ。」


そのあと、有効打突についてお話してくださり、質問に答えられた子にはご褒美が。

特別優待「徳楽師範稽古券」

徳楽先生が来られたときのみ使えるとのこと。
年に数回しかありません、の但し書きつき(笑)

徳楽先生が来てくださる日が楽しみになりました。


ビンゴゲームもしました。
鈴掛鈴之介さん持参のビンゴゲーム機が大活躍。
楽しいひと時をプレゼントしてくださり、いつの間にか去って行った鈴之介さん・・・ありがとうございました。
それにしても、この方のお家にはどれだけ小道具があるのでしょうか・・・謎は深まるばかりです。

その後、竹林先生による上映会。
このブログでも写真を使わせていただきました。
たくさんの写真をありがとうございました。

最後の最後に一騒動、「河童たち公園を走る!」
ここで詳細は語れませんが、國分先生にはたいへんお世話になりました。ありがとうございました。



体験会

今日は、普段の稽古に加え、体験会を開催しました。
すずかけスポーツ21加盟団体として、地域のみなさんに活動を知って頂き、
さらに興味を持って入会してもらえれば、という趣旨です。

子どもたちのビラ配りや呼びかけが功を奏して、17名もの子どもたちが参加してくれました。
井上先生ほか会員のみなさまの発案で、初心者や幼児でも楽しめる盛り沢山な内容になりました。

一緒に体操、素振りを頑張ったあとは、体験者だけわかれて稽古。



習得して頂くポイント① 正座、礼ができる。


まずは着座のしかた。
松野先生、よろしくお願いします!

立ち方座り方、意外と難しいようです。
幼稚園児は左右もよくわかっていませんからね・・・
先生、ときどき疑問を投げかけながら丁寧に教えてくださっています。



続いてポイント② 大きな声が出せる。


廣田先生、田中先生は子どもたちのやる気を引き出すのがお上手です。
2組に分かれ、相手に向かって
「こて!めん!どうっ!」
先生の手拍子とかけ声に、
幼稚園児から低学年チーム、だんだんノッてきました!
「好きな食べ物はなんですかっ」
「パイナップルですっ」
・・・楽しそうですね。




高学年の体験者は実際に竹刀を振ってみます。
國分先生、今川先生、松野先生が教えてくださいました。
受ける、打つ。
リズムが合うと気持ちいいですよね。

「ケンドウって何?」
といってた子も貴重な体験ができたのではないでしょうか。


そのほか、すり足や剣道じゃんけんをしました。
すり足では、頭にお皿を乗せて上手に進めたかな?

剣道じゃんけんもしました。
「コテ!」
「メン!」
相手と同じところを指したら負け。
みんな楽しそうです。


















そして、最後のゲーム・・・いえ、体験稽古は。風船割りです!
さあ、小学生防具組、出番だよ!
「え?オレたちも割る方じゃないの・・・?」
井上先生の指示に従い、母親たちは手早く面に風船をつけていきます。井上先生楽しそうです。

ところが、膨らませる時は簡単に割れて困ったのに、いざ割るとなると、いっこうに割れません!!思ったように割れなくて半泣きの子も。
何回も挑戦してやっと割れた時のうれしそうな顔!


初心者組も挑戦。
とにかく割ることに必死。
頭に風船つけて打たれるだけでは可哀そう、というわけで、小学生防具組も。

最後まで風船を頭につけていられるのは誰か??生き残り戦。

風船割りたいがために今日復帰した(母談)キャプテンの気合は凄まじい!最後の一人に向かっていきます!


最後はちゃんと着座、礼をして体験会終了。
お土産を手に、みんな「おもしろかった」と言って帰って行きました。


最後に大植先生がおっしゃったように、いつもこんな遊びをしている訳ではありません。
体験会のすぐ横では、先生や中学生、小学生がいつもの稽古をしていました。
厳しい稽古をしてこそ得られる楽しさは、一日体験ではわからないことでしょう。
今日をきっかけに、仲間が増えればうれしいですね。

先生、お母様方のご協力がなければ成り立たない体験会でした。すずかけ剣友会はたくさんの方に支えられているんだなあと感じました。

この後の親睦会については稽古日誌番外編にて。



 

2013年5月8日水曜日

筋力


「体操~っ」

稽古ポイントを頭に入れて、一本一本丁寧に

今日は5年生の田中くんが、すばらしい号令でみんなを引っ張ってくれました。
いつにもまして少人数でしたが、気合の入った基本稽古ができました。



大人が口を出さなくてもちゃんとできるのは感心です。


次は何をするのか、みんなで相談

 ・・・でも、時々キャプテンの助言を仰ぎながら。
経験が浅い者ばかりなので、若干不安?

キャプテン負傷中ですが、テキパキしてて頼もしい。


 




休憩後。


井上先生が来られました!
今日はサーキットトレーニング!
はしご走りにケンケン、腹筋、腕立て伏せ、垂直飛び、など。
 
 
 
 
 
 
筋力のない現代っ子小学生たち・・・
 

上がらないっ!!腕だけで体を支える!
確かにこれはたいへんそう・・・
みんなヘナヘナ。



見かねて大植先生が手本を見せてくださいました!
さすがです。
こどもたちの厳しい(?)視線に注目。







よっしゃ!やるで!
先生がお手本でしてくださった指立て伏せは、さすがに難しい・・・おや、ひとり楽な体勢でやってます?
 
 
今日は楽しく体力トレーニングできました。
稽古時間以外でも、楽しんでどんどん自ら挑戦していってほしいですね。
それにしても大植先生、本当に還暦なんでしょうか・・・